JAPAN AI株式会社でテックリードを務めている厳(ゲン)です。
私は「AIという技術革新の波を、顧客にとって本質的な価値へと変えていきたい」という想いを胸に、2025年10月にJAPAN AIへ入社しました。
入社直後、Anthropic社が提唱する「Claude Skill」の概念を自社プロダクトへ統合し、わずか2週間足らずで本番リリースまで到達しました。 現在では、100以上のSkillが本番環境で稼働し、さまざまなユースケースを支えています。
このプロジェクトを通じて強く実感したのは、JAPAN AIのプロダクト開発が、想像以上のスピードで進化しているということです。主体的に動くメンバーがAIを使いこなし、短期間で成長しながら事業にインパクトを与えられる――そんな環境があります。
本記事では、新入社員として入社した私がどのようにこのスピード感で開発を進めたのか、
そしてその過程で学んだ 「JAPAN AI流の意思決定」、「AIネイティブな開発スタイル(Vibe Coding)」、そして JAPAN AIのエンジニアリングカルチャーについて紹介します。
本題に入る前に、今回実装した「Skill」について簡単に整理します。
Skillは、Anthropic社が提唱したプロンプトエンジニアリング手法の一つで、現在はOpenAIもサポートしています。将来的には、業界標準となり得るアプローチです。
Skillは以下の要素で構成されます。
これらを1つのフォルダにまとめ、Agentへアップロードします。
この手法の革新性は、コンテキスト管理にあります。
Agentは初期化時に、各Skillの「名前」と「100トークン以内の紹介文」のみを読み込みます。
そして、対話の中で必要だと判断した場合にのみ、Skillの中身をコンテキストへロードし、Code Interpreterを通じてスクリプトを実行します。
大量のSkillを持たせても初期コンテキストを圧迫せず、必要なときに必要なコードだけを実行できる。
このアーキテクチャを、どのようにJAPAN AIのプロダクトへ組み込んだのか。ここからが本題です。