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創業3期目に突入したJAPAN AIの立ち上げ当初からインターンとしてジョインしている萌黄さん。入社した親会社のジーニーよりも、ワクワク感を求め、自身のファーストキャリアとしてAIスタートアップを選んだ萌黄さんに、仕事の面白さを伺いました。

ーー 簡単な自己紹介と経歴を教えてください

大学時代はベクター検索の精度向上に関する研究を行っていました。ベクター画像の検索ってすごく計算量がかかる処理なんですけど、その計算量を改善するためのアルゴリズムというのが存在していたんですよね。なんですけどそのアルゴリズムでいくとちょっと精度が悪くなってしまうというのがあって、その精度を良くするための研究というのを行っていました。

2023年の2月頃に株式会社ジーニーから内定をもらい、7月に内定者インターンとしてJAPAN AIに参加することになりました。最初は開発チームの一員として参加し、大学の研究をしながらJAPAN AIに従事していました。2024年3月に大学を卒業し、4月に正社員として入社しました。

最初に配属されたチームでは、顧客のマーケティング活動をAIで効率化するミッションに取り組みました。具体的には画像生成、リーガルチェックAI、記事・LPの生成などのサービス開発を担当していました。2025年からは業界の問題を解決するエージェントソリューションを提供する Official Agent チームに所属し、エージェント開発を進めています。

ーー JAPAN AIのどこに共感して入社しましたか?

もともとエンジニア志望で、就職活動の軸として『成長できる環境』と『自分の成長を評価してもらえること』を重視していました。

内定時にはまだ社名も決まってないときにJAPAN AIへのインターンのオファーがありました。ジーニーによりもだいぶスタートアップで違うフェーズでしたが、『何するんだろう?』というワクワク感がありました。新しいことへの挑戦と可能性に魅力を感じて、ジョインすることを決めました。

ーー 入社後に行った業務の中で印象的なものはありましたか?

正社員として入社して半年ぐらいで、大手企業のパッケージ作成に関する案件を担当することになりました。しかし、大きな案件ながら担当になったのは僕と業務委託の方二人だけ。大変でしたが、自分でしっかりプロジェクトを進めていく良い経験になりました。

この案件は画像融合に関するもので、既存の画像から前景部分を切り出したり、前景を削除したりする機能を組み合わせて、新商品パッケージなどの商品画像を簡単に作れるようにするというものでした。スケジュールがギリギリの中で自律的に動いて開発を進めていく必要があり、最初は不安もありましたが、要件の洗い出しやコミュニケーションの徹底、チケット管理などを工夫して乗り越えました。他社の情報を参考にしながら、画像の切り抜きや画質向上、拡大技術などを組み合わせて独自の実装を行うのは、とても学びになりました。

ーー チームのミッションと、チーム内での役割を教えてください

現在はオフィシャルエージェントチームに所属しており、主にエージェント開発を担当しています。今大きく進めているのは主要なオフィススイートとの連携ができるエージェントを開発です。例えばGoogleワークスペースとかあとはマイクロソフトのオフィス365とかそのあたりのメールとかストレージをカレンダーと連携できるエージェントを開発するというのが主な役割になっています。

チーム内では案件ごとに担当者がアサインされ、それぞれが担当案件を進めています。

それに加えて、私は創業当時から在籍し、開発組織の全容を比較的把握できているため、チーム内の生産性向上にも取り組んでいます。例えば、LLMが使用できるプラグインの一覧作成やチケット管理のルール策定、開発チケットのテンプレート作成など、チーム内の開発プロセスを標準化する取り組みを主導しています。

ーー 担当している仕事の中で、技術的に難しい部分はどんなところですか?また、そこにどのように取り組んでいますか?

新しい技術に触れることが多く、分からないことが多いのが難しいかなと思います。