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みなさん、こんにちは!Japan AIで音声認識MLモデルの製品開発に携わっているCalvin Leungです。先日、次世代の働き方を革新する製品のアイデアを競う社内ハッカソンに参加し、私の開発した「会議🤖」がベストプロダクト賞を受賞しました!今回は、この製品のアイデアと開発背景、そして直面した課題についてご紹介させていただきます。

ポイント

開発の背景

日々の業務の中で、会議中により多くのコンテキストが必要だと感じることが多々ありました。お客様との打ち合わせでも、社内の会議でも、対面でもオンラインでも、会議の時間は非常に貴重です。このリアルタイムのコラボレーションやアイデアの交換は、他では得られない価値があります。そのため、会議の効率を最大限に高めることが重要だと考え、以下のような製品を構想するに至りました。

会議中のAIアシスタント!

以下のような機能を持つアシスタントがあれば理想的です:

  1. 関連する財務レポートや過去の議事録を表示し、より深い議論を可能に
  2. 業界用語の即時説明
  3. 急な離席時(配達や家族からの事態など)ために、今までの会議を要約生成する

人間のアシスタントがいれば理想的ですが、現実的には多くの方にとってコスト面で難しいでしょう。しかし、機械学習の最近の進歩により、コンピューターを使って同様の支援が可能になってきています。

会議🤖の構成

アシスタントの機能を3つの主要コンポーネントに分解して考えました:

  1. 聴く&見る:コンテンツの取得

  2. 思考:分析

  3. 判断&行動:次のステップの実行現在のML技術の発展により、各コンポーネントに適したツールがあります: